昨年に引き続きコロナ禍の中で開催しました個展ですが、なんとか無事に会期を終えました。外出が厳しい環境で遠くから応援してくださった方、感染予防対策をして細心の注意を払いご来場いただいた方、皆様本当にありがとうございました。

展示スペースを貸してくださったカフェの方々もお店に来店する地元の方もとても温かく、短時間の利用でもお店の良い雰囲気が伝わるとても素敵な空間での展示となりました。

今回のギャラリーカフェでの展示は、人が混み合う時間帯はお店側が日常的に入店を制限するなど感染予防対策が行われていたこと、展示期間を長期にしたこと、作家が在廊しないことで会話が減らせたこと（寂しい事ではありますが）が、この時世にフィットしていると感じました。

私は会期中、オープン直後や夕方など人の少ない時間帯にカフェを利用し、とても充実した展示期間となりました。カフェのポイントもたくさん溜まりました。今後も通いたいです。

そして思いのほか展示スペースが広く、過去作品を会期途中で追加したり旧作を削って設置する予定だったポストカードを全て並べるなど予定外の事がいくつかありました。次に活かせたら良いと思います。

私は個展が終わると毎回抜け殻になってしまうのですが、今回は珍しく次にやってみたいイメージがすでにあり、それに向けて計画を立てたいと思います。

気持ちを持続させるには長いのに気づけばあっという間の一年間、良い流れが掴めますように。

そして人と直に会い、対面で気兼ねなく会話ができる世界がまた訪れることを切に願います。